ごあいさつ

[クラブ運営方針]
行動しよう!!-Act for The Rotary!!
会長
矢野 公士
原田秀一

 この度、伝統ある高知南ロータリークラブの2024-2025年度会長を拝命しました。第67代目の会長として、身の引き締まる思いです。 私は、2007年5月、本年度高知第1分区ガバナー補佐を務められる加藤敏仁会員の推薦で高知南ロータリークラブに入会させて頂きました。2016-2017年度には岩井俊二会長(当時。現:名誉会員)の下で幹事をさせて頂きました。そして、昨年度は、原田会長の下、会長エレクト兼副会長として、本年度に備えるべく勉強をさせて頂いてきたつもりではありましたが、ロータリークラブの会長という重責を恙なく務めることが出来るのか?甚だ疑問を感じざるを得ません。本年度、金山幹事とともに、会員の皆様のご理解、ご協力を賜りながら、高知南ロータリークラブの運営の任を担わせて頂き、次年度の津野会長年度、織田ガバナー年度に引き継いでいきたいと考えております。宜しくお願いします。

 本年度のステファニーA.アーチック国際ロータリー会長のテーマは、“「The Magic of Rotary」ロータリーのマジック”です。「誤解しないでください。私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません。」、「それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです。」とアーチック会長は言います。
そのことを受けて、国際ロータリー第2670地区夏見良宏ガバナーは、「インパクトをもたらそう 青少年に夢を」をテーマとして掲げています。そして、

  1. より大きなインパクトをもたらす。
  2. 参加者の基盤を広げる
  3. 参加者の積極的なかかわりを促す。
  4. 適用力を高める。
という4つの優先事項を掲げ、それぞれの優先事項毎に地区とクラブの共同目標を設定しております。これまでのロータリークラブにおいては、1年毎に会長・幹事が新たに選任され、事業計画も単年度を基本としてきました。しかし、地域の中で活動し、地域に奉仕・貢献するロータリークラブとしての組織は、社会情勢の変化・地域のニーズを敏感に感じ取りながら、より長期的な視野に立って事業計画を策定し、それを実践、継続していく必要があります。本年度から、各ロータリークラブにおいて、今後3年間を見据えた行動計画を策定し、その計画の進捗状況をチェックしていく体制が執られることとなりました。2020年からのコロナ禍は、人類がこれまで経験をしてこなかった事態に直面しつつも、その事態を切り開いていく必要性に迫られるなど、今後は、社会の変化に対応しつつ進取の気概を持ちながら、未来を創造していくことが必要になってきます。
 2023-2024年度の原田秀一会長のクラブ運営方針は、“ロータリーをもっと知ろう そして、楽しもう!”でした。原田会長は、例会における会長挨拶の場などにおいて、我々会員に対して、ロータリークラブに関する多くの情報を提供してくれました。私自身も、初めて知った情報もありました。アフターコロナ2年目の2024-2025年度は、ロータリーについての多くの情報を得た我々としては、それを行動に起こす時であろうと考え、本年度のテーマを、『“行動しよう!!-Act for The Rotary!!”』とさせて頂きました。来年度以降は、国際ロータリー会長が提唱するテーマがなくなると言われております。今、まさにロータリークラブは大きな変革期を迎えているものと思われますが、そのような時期だからこそ、我がクラブは、果敢に未来への一歩をいち早く進めるべく、会員の皆様にも、ロータリーのために、行動、Actionを起こす勇気を持っていただき、実践をして頂きたいと考えております。そして、その勢いを以て、2025-2026年度の津野会長年度、織田ガバナー年度に繋げていって頂きたいと考えております。

 本年度の各委員会の取り組みについては、各常任委員長、委員長の皆様がそれぞれの立場で、事業計画を策定して頂いているかと思います。RIのアーチック会長は、継続と変化のバランスを取ることの必要性を強調されております。我がクラブの各委員会における活動においても、この継続と変化のバランスを取ること、すなわち、継続事業についても、当該事業を継続させることの重要性、必要性についての再検討を行いつつ、DEI(多様性、公平さ、インクルージョン)の視点を持ちながら、変化、新たな事業の模索もしていって頂きたいと思います。
 以下、常任委員会毎に、言及させて頂きます。

  1. クラブ奉仕常任委員会について
     食品ロス削減、経費節減の為に、現在、会員の皆様に対して、事前に例会の出欠状況等の予定を確認させて頂いております。本年度も引き続き、事前の出欠状況についてのご回答をお願いしたいと思います。例会の運営については、出席委員会、親睦委員会、プログラム委員会、ニコニコ箱委員会の皆様による創意工夫により、毎回の例会が楽しいものになるように、また来訪されるロータリアンが、「高知南ロータリークラブを来訪してよかった。」と思って頂ける様な例会になる様に企画・運営をお願いしたいと思います。
     ロータリアンであり続けるため、または、新会員を招き入れるためには、クラブに活気があり、楽しいクラブでなくてはいけません。会員間の親睦が、ロータリークラブの基本です。クラブにおける親睦が、クラブの結束力に繋がり、それが種々の奉仕活動の実践に繋がります。やはり、会員の皆様には、例会にできるだけ出席してもらい、例会で他の会員の皆様と食事を摂りながら、アイデアの交換をして頂きたいと考えます。卓話について、可能であれば、卓話者の選択において、遠隔地からの卓話の実施など、様々な分野の卓話を拝聴できる環境が実現できれば良いと考えております。
     現在、我がクラブは、山形西ロータリークラブとの間で、姉妹クラブの関係を紡ぎ、定期的にお互いの例会や周年事業に参加する等、交流を継続させて頂いております。昨年度は、コロナ禍で中断していた交流(訪問)を再開し、我がクラブから山形西ロータリークラブの夜間例会を訪問させて頂きました。本年度は、来年度の織田ガナバー年度における地区大会への来訪のPR等も行っていく必要があります。また、新たなロータリークラブとの友好クラブの締結を模索していきたいとも思っております。
  2. 会員増強・会員維持常任委員会について
     現在、高知南ロータリークラブの会員数は84名(男性:72名。女性:12名。特別会員2名を除く)であり、高知第1分区、第2分区のロータリークラブの中では2番目に会員数が多いクラブとなっております。私が幹事を務めさせて頂いた2016-2017年度、岩井俊二会長年度には、純増17名という数多くの新会員に入会して頂きました。とても、当時のような会員増強を目標とする訳にはいきませんが、本年度は純増5名を目標としたいと思います。また、積極的に女性会員の入会も奨励していきたいと考えております。
     会員維持については、最近お顔を見ない方に対し、きめ細かな対応をしていきたいと思います。
  3. クラブ広報常任委員会について
     広報委員会は、「ロータリーの友」の購読を通して、他のクラブの活動等を把握し、我がクラブの活動にフィードバックをしたり、我がクラブの活動を、クラブの内外に効果的に発信する委員会であると承知をしております。近時のIT化、ペーパレス化の社会情勢も勘案の上で、担当委員長とも協議の上で、より適切な広報活動が出来る様にしていきたいと思います。
  4. 職業奉仕常任委員会について
     RIの職業奉仕月間である1月を中心として、これまで継続してきた職場例会を本年度も開催したいと思います。
  5. 社会奉仕常任委員会について
     筆山の清掃活動への参加、植樹例会、日時計例会等の事業を本年度も予定しております。なお、植樹例会については、ロータリー財団の地区補助金を用いて事業を実施しておりますが、前述の「継続と変化のバランス」の観点からの検討も必要であろうかと思います。
  6. 国際奉仕常任委員会について
     アフターコロナとなり、当委員会の活動が復活してきております。特に本年度からは、我がクラブでは、米山奨学生(麻 福童 マ フクトウさん。高知県立大学生)のお世話クラブを務めることとなっており(カウンセラーに町田直明会員に就任してもらっております。)、例会での交流等、積極的に奨学生との関わりをお願いしたいと思います。また、世界ポリオデーに関連する活動も行っていきたいと思います(昨年度は、薫的神社におけるポリオ根絶祈願等)。
  7. 青少年常任委員会について
     既述のとおり、国際ロータリー第2670地区夏見良宏ガバナーは、「インパクトをもたらそう 青少年に夢を」をテーマとして掲げています。夏見ガナバーは、米大リーガーの大谷翔平選手が日本国内の全小学校に野球のグラブ約6万個を寄付するという出来事を例に挙げ、「今を生きる私たちは、この地球を守りながら、平和で、青少年が将来に夢や希望が持てるようなツールを提供する必要があります。ただ、そこには、夢を与えようとか、希望を与えようとかではなく、自然とそう受け取ってもらえるようなインパクトのある事業が必要です。」と唱えています。
     本年度は、担当委員長と共に、この「インパクトのある事業」の検討を模索し、青少年に夢を持ってもらえる切っ掛けとなることを望んでいます。

 本年度において、国際ロータリー第2670地区ガナバーエレクトとして、織田英正会員が、その職を務められます。2025-2026年度のガバナー就任に向けて、本年度は、我がクラブの会員一同で、その準備を万全にするべく全面的に協力させて頂きたいと考えております。
 高知南ロータリークラブの会員一人一人が、それぞれの立場で、ロータリーのために、行動をしようではありせんか!!この一年、宜しくお願いします。

 
高知南ロータリークラブ概要 rotary

高知南ロータリークラブ

国際ロータリー第2670地区


高知市本町3-3-39
高知放送南館8階
088-824-8660 088-824-2529
事務局員 主担当:中内

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