インターアクトクラブとは奉仕と国際理解に貢献する青少年のための、ロータリークラブ(RC)提唱の世界的団体で、 高校に在学中の生徒または年齢12歳~18歳までの青少年が入会できます。
世界各地のロータリアンの間で、青少年の奉仕力を開発する力を十分に発揮でき、世界中の青少年が共に活動できるような組織を作ろうという機運が高まり、 1962年国際ロータリー(RI)理事会により初めてのIACの発足が承認されました。 その後IACは次々と広がっていき、日本においても2009年9月末日現在554クラブ約12,000人の会員がインターアクト活動を通じ、国際理解と親睦の輪を広げています。
インターアクトクラブは奉仕と国際理解に貢献する世界的有効精神の中で、相互に活動する機会を青少年に与えるために結成されます。 その活動において、下記の9つの大きな目標を掲げています。
高知県においては1968年県下初のインターアクトクラブが、伝統ある名門校土佐高等学校に誕生しました。
県下にインターアクトクラブの設立を求めるかねてよりの声の高まりを受け、当時の高知南ロータリークラブ蒲原理彦 会長、
小栗勇喜 委員長をはじめとする青少年奉仕委員会のメンバーの尽力により、設立に向けての詳細が具現化されました。
国際ロータリー(RI)本部からの多大な関心とサポートを得、また受け入れ側の土佐高等学校の準備も整い、1968年6月23日の発会式、
同年11月17日のインターアクトクラブ認承状伝達式を経て、会員数21名にて活動を始めました。
高知南ロータリークラブも、提唱ロータリーとして新たにインターアクト委員会を設置し、小栗勇喜 委員長のもと、援助・指導体制の充実を図りました。
毎年開かれるインターアクトクラブ地区年次大会への参加を通して、他校IACメンバーと協議をし、
国際的活動をされている先輩方の講義を聴講することで諸問題を再認識し、国際理解を深めることが主な内容です。
近年では2009年、いの町、かんぽ保養センターで開催された際にホスト校として大会の準備・運営に力を尽くしました。
このような活動により会員の結束もより強いものとなりました。また、「地球温暖化防止をめざして」というテーマのもと、
他校の会員とのディスカッションやプレゼンテーションをすることで知見を広げると共に、交流を深めることができました。
提唱ロータリーである私達高知南ロータリークラブも最大限の支援と協力をもって、大会の成功に寄与することができたと感じております。
於 いの町かんぽ保養センター(2009.08.08~09)
於 国立大洲青少年交流の家(2015.08.01~02)
次代を担う青少年を育成することは社会の使命であり、その先導的役割を私たちロータリークラブが担います。
インターアクト委員会の任務は、インターアクトクラブが諸活動を遂行する上で役立つ指導と援助の方策を考案し、
インターアクトクラブの行う社会奉仕活動が効果的に行われるよう支援活動を行うことにあります。
青少年に活躍と思慮する機会を提供し、将来を支え、世界平和を実現する人材を育てて行くことが重大な責務だと感じております。
土佐高学園祭インターアクトクラブの「ランドセルをアフガニスタンに送る」事業にご協力し、使用済みランドセルと書き損じハガキをクラブメンバーで集めました。ランドセルは計合計40個を集めることができました。
また、献血活動も行っており、献血した方へお渡しするジュースなどの提供を行っています。
活動に対するお礼のメールを頂きましたので記載します。
いつもご支援ありがとうございます。ボランティア活動の展示は圧巻で,数多くのランドセルを見た来訪者が「何事か」と興味を持ってくれました。また、「家にもあるので持ってきます」という方も何人かおられました。さらに,ロータリーの前田様をはじめ何人かの人が、書き損じはがきを持ってきていただきました。
本当にありがとうございました。
横浜からの送料が1個につき1,800円(ここから横浜は含まれていません)ですので,現在のところ、はがきで23個送れます。3/10まではまだ時間があるので,生徒達に取り組ませようと思っています。はがきがロータリーにもありましたら,また,よろしくお願いします。
献血の方は、 43名の方に献血をしていただきました。そして,ロータリーから頂いたジュースを配ることができました。ありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。
土佐高校 インターアクト顧問
山口 喜久